色素細胞と毛母細胞
色素細胞(しきそさいぼう)とは
色素細胞とは、表皮の最下層でメラニンをつくり出している細胞。メラノサイトともいう。
紫外線などで色素細胞が活性化するとメラニン色素が大量に作り出されシミの原因となる。
髪の色は個々によって様々であるが、これは色素細胞が作り出すメラニンの質・量がことなるためである。また、加齢などによって色素細胞の機能が低下すると、十分なメラニンが生成されずに髪の色が落ちていき、白髪になると考えられている。
年齢を重ねるごとに白髪が増えるのはそのためだが、かつらの利用者で特に部分カツラの場合は増えていく白髪の量にあわせてカツラの白髪の量も調整する必要がある。ちなみに部分的に白髪を増毛することも可能である。
毛母細胞(もうぼさいぼう)とは
毛母細胞(もうぼさいぼう)とは、毛乳頭(毛根部分の最も深い部分)を取り囲む部分をさす。
毛母細胞は、毛乳頭から髪の毛の生成に必要な栄養を受け取り、髪の毛をつくる。
毛根は髪の生成工場とも呼ばれるが、その髪の発毛の中心的な役割を担うのがこの毛母細胞である。
毛母細胞へきちんと栄養や酸素が行き届かない場合は、抜け毛などの髪のトラブルが起こりやすくなる。そのため頭皮の血行を刺激したり、雑菌が繁殖しないように清潔に保つのはヘアケアにとって大切なこと。
またメラニンと呼ばれる髪の毛の色を決める色素は、この毛母細胞の中で生成されている。
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