皮脂とフケ
皮脂とは
皮脂とは毛穴の奥のにある皮脂腺から分泌される油分のこと。
皮膚表面に膜(皮脂膜)をはることで角質層の乾燥や外部からの刺激(細菌など)を防ぐ働きを持っている。
洗髪すると皮脂膜はほとんど洗い落とされるが、一般的に1時間程度で新たな皮脂膜が生成される。
皮脂は髪の発毛・成長をスムーズに行わせる為にも必要なものであるが、皮脂がつまると髪がきちんと発毛しなくなり、抜け毛やハゲの原因となる。
そのため脱毛・薄毛対策として皮脂が毛穴につまらないように日常のヘアケアをきちんと行うことが大切である。
また皮脂の分泌量は若い時期に最も多く、年齢とともに減少する。
フケとは
フケは角質細胞が剥がれ落ちたもの。肌でいうアカと同じ。
角質細胞は表皮の最も外側の層にある。その角質細胞が角化して死んだ細胞がフケ(アカ)となる。
皮膚の層の奥で新しい皮膚細胞ができると、古い細胞は表面に押し上げられ、角化する。その後、細胞間の結合が緩み剥がれ落る。
これは一般的に約1ヶ月の周期で起こるが、フケの量が多い場合は発毛にとって問題。
フケを放置すると毛穴につまったり、細菌が繁殖し、薄毛・はげ・抜け毛の原因ともなるので注意が必要。
ふけが原因となる脱毛症には、ベトベトした脂漏のフケによる脂漏性脱毛症とカサカサした乾性のフケによる粃糠性脱毛症とがある。
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